記憶を手放してしまいたい
秋は別れの季節と言うけれど、思い返せばここ数年、辛い秋ばかりでした。
cali≠gari7期終了も、愛犬が亡くなったのも、前の恋人と酷い別れ方をしたのも、全部秋だった。
どれも、とても冷静ではいられない程胸を抉られたし、散々泣きました。
このまま冗談抜きで失う物が無くなる位に次々大切な存在との別れが来るのではないかと馬鹿馬鹿しい事を考えたりもしました。
失う物なんて何も無えよなんて使い古された台詞は言いたくないし、そんな経験もしたくない。
思えば上記全部、10年以上身近にあった存在でした。
cali≠gariは活休期間があるし、犬は天寿を全うしたと言える年齢だったし、元恋人は正確に言えば約10年間友人関係で、恋人期間は1年程だったのだけれど。
くよくよしても仕方ないとは分かっていても、マイナスの物事と向き合おうとしているのだから、くよくよするのも仕方ない。
「○○に比べたら大した事無いでしょう」という慰めや激励は、昔から大嫌い。
そう考えて楽になれるような事ならば、そもそも最初から大した事の無い出来事だと思う。
極論、その理論では世界一辛い人しか嘆いてはいけない事になってしまう。
上も下も見ればキリが無いし、その瞬間辛い事には違いないんだから。
酔いが回ってメソメソするの良くない、碌に飲めない酒を飲み過ぎたみたい。
いい加減寝よう、またねっ。