日陰者の夕べ

静かに暮らしたい隠れバンギャル

掠れ声の鳥は群れを離れていった

鬼 忙 し い
そして考えてみたら繁忙期が過ぎたら年度末年度始と来て落ち着くのGW頃なんじゃないか
ツアー都内ほぼ全部取っちゃったのにどうするよ俺
と言うかインストもツアーも2月に纏めて突っ込まれてるわ予想はしていたがインスト追加されるわで鬼か
それぞれ二箇所行ければ御の字だろうか
時間か銭か、いずれかが欲しい
心のゆとりは常に欲しい

今日のインストは月初も月初だし半ば諦めてはいたけれど行きたかったな。
大阪ハロウィンの映像も早く観たい。

歌詞の最後の
未来はきっと明るいだろう
というのは、「俺」が思っての事なのか、「君が呟いている」言葉の反芻か、ただの皮肉なのか、どうなんでしょうね。
インタビューでは「バンドが明るい方へ〜」と言っていたから単純に1つ目と考えて良いのか、そもそも「君」はどんな存在なのか、じっくり考えたい。

ハーモニカ吹きの男という山崎ハコの隠れた名曲があってだな、ざっくり言えば夢によく出てくる謎のハーモニカ奏者の男にいつの間にか想い焦がれていて、会いたくなるのに会えない、そもそも誰だよ的な流れの歌詞なのだけれど、ふとそれを思い出しました。
「あんたは誰」の歌い方が痺れる程に切ない、滅茶苦茶時代を感じるけれど格好良い。
ストーリー仕立てに見えて実はそのハーモニカ奏者の男はきっと郷愁感のメタファーなのでしょう。
その男のハーモニカを聴いていると夕焼け空やとんぼの群れを思い出す、でもこの人混みから逃れる事は出来ない=戻れない過去を懐かしむ気持ち、
夢を見なくなるのが怖くて町の中男を探して歩いたけれど見付からなかった=自分の居場所を求めてみても見付からなかった、
あんたは誰=何故今になってこんな気持ちになるのか、或いは自分の居場所はどこにあるのか
的な大意なのではないかと思います。

この曲での「あんた」と傘と雨の「君」は全く異なる存在なのだろうけれど、身も心も現代社会・都会に染まってやがて埋もれていく自分的な有り触れたテーマでも一捻り二捻り感じる所が何となく個人的にリンクする所がありました。
ハコはひたすら何かを求めていて、ガラは「何も望まない」と言っているのにね。