明る過ぎる街灯は夜の訪れを仄めかす。
明日から仕事とか本当に信じられない。
当分祝日が無いというのも信じたくない。
ババアなので既に曖昧な所が沢山あるのだけれど、ちょっとだけ野音の事を書こう。
野音は大好きな会場だし楽しみだったのだけれど、行くのが少し怖かったです。
あの日の事、誠が前で声明を出した事、その後アンコールもとい誠コールからのクソバカゴミゲロで全く乗れなかった事、終演後に場内の喫煙所で震える手で煙草を持っていたら立ち見席の柵にもたれて泣いている友達を見付けて駆け寄った事くらいしか覚えていないんだけどな。
大好きなのに悪い意味で因縁深い場所になっていました。
でも、野音がまた好きになれた気がした。
文章にすると纏まらないので、観た物・聴いた物達↓
・定番曲が多かったものの、曲順を野外に合わせてきたんだろうな、と思いました。まさか一曲目に演説からのhuman farmが来るとは思わなかった。
・序盤のみステージに設置されたフェンスを外しに来る、暴徒に扮したスタッフに本気で飛び上がる程ビビりました。
・日が暮れかけてきた頃のハライソと真っ赤な青い春は最高でした。後者は聴いているといつも夕焼け空が脳裏を過ぎっていて、だから今日聴きたいな、でもきっと夏の曲だしやらないだろうな、と思っていたのでちょっと涙腺が緩んだ瞬間でした。
・オリエンタルBLサーカス、「暮れ行く空の下で」の所で空を指差すガラが格好良過ぎた。
・と言うかオリエンタルBLサーカスって兼ねてから凄い神曲だと思っていました、暴れ曲でありながらメロディアスで、シャウト部分とサビがきちんと引き立て合っている。色々な要素詰め込んでいるのに綺麗に纏まっている。
・梟でコルセットとスタンドを外して演奏するテツさんがあまりにナチュラルで二度見しました。
・梟のギラギラチカチカした照明、歌詞に込められた野心とリンクして身震いしました。
・新曲は電子音+アップテンポな歌謡曲でした、アルバムに期待が高まります。
・大きい会場ではネロのスティックが普段より高く放り投げられる
・ガラの動きも普段よりダイナミック、ぶつかる寸前に華麗に避ける健一が何度も見受けられ、元スポーツマンの反射神経の高さを感じる
・ゾンビ終わり恒例のネロのスティック舐めですが、舐める直前に首傾げてました。スティックの表面モケモケになり過ぎて舐め難かったのか?
・アルバムリリースと47都道府県ツアー発表前のガラの「心して聞くように」の一言は心臓に悪過ぎた、そういう発表な無いだろうとは分かっていても、やっぱりあの時の不安感は自覚している以上に身に染みているらしい。
箇条書きでも纏まらないけれど、この辺で。
軍服と言うのか何なのか、装飾を抑えた明治天皇のような衣装も大変眼福でした。
あと、控えめの囲み目メイクな健一は推せる。