日陰者の夕べ

静かに暮らしたい隠れバンギャル

睫毛が作る影の向こうは物憂げで

何だか忙しい一週間でした。

会社のシステム作ったり弄ったり出来る人って魔術師か何かかと思うけれど、ああいうのってどうにも痒い所に手が届かない物です。

 

そんな中無事テツバに当選したので、往路の交通手段はきちんと確保しました。

夜行バスは嫌いだけれど、昼行バスは消灯が無いので車内で割とフリーダムに過ごせるので割と好き。

カーテンも開いている事が多いので景色を見るも良し、携帯弄るも本を読むのも良し、勿論寝るも良し。

長時間移動自体は決して楽ではないのだけれど、それでも車内での過ごし方に選択肢があるだけで大分快適。

都バスも好きだ、運転は荒い事が多いけれど一律料金素晴らしい。

幾つになっても我先に降車ボタンを押す自分も嫌いではない。

何にせよ、明日は頑張って早起きして復路を押さえなければ。

 

そして大阪ハロウィンまであと一週間とか信じられない。

ラムフェスの時も同じ事言っていた気がする。

ミソッカスとの対バンも行きたかったな、でも、体力的にも金銭的にも2週連続遠征はワープアオバンギャには試練過ぎる。

会場で顔見知りになった私と然程年齢変わらないNMNLさん夏ツアー全通とか凄過ぎるよ、私も彼女の体力と金銭的余裕の1割でも良いから欲しい、欲しいよ。

バンギャルたるもの一度で良いからしてみたい、全通。

平日のMERRYコンプはある意味全通と言えるのかも知れないけれど、ツアーで地方公演特有の空気感や旅気分を味わってこそ全通だ。

ただ、ツアーが終わると燃え尽き症候群になりそうなのと、ほとんど間を空けずに好きなアーティストのライブに行ける日々が日常になってしまいそうなのが少し怖くはあります。

平日の時でさえ週一MERRYが当たり前になりかけてしまって、暫し空虚感と付き合いました。

良い歳なんだから、ライブが終わって明日から次のライブの為に仕事頑張ろう的なポジティブさを身に付けられれば良いのに、畜生終わっちまった明日仕事行きたくねえ的なやさぐれ感が幾つになっても払拭出来ない、こんな自分は嫌いだ。

 

バスでは我先に降車ボタンを押し、ライブ後は現実から目を背けたがる、精神年齢は実年齢の半分にも満たないでしょう。

でも、中二病発症から引きずっている感性は、欠片になってもずっと持っていたい。

初期衝動に魅せられて走り出した僕の感性 いつまでも閉じたくない