日陰者の夕べ

静かに暮らしたい隠れバンギャル

ざらつく視界は振り解けない

不定期に訪れるひっどいひっどい頭痛に襲われました。

偏頭痛持ちなら恐らく誰もが分かるであろう視界の隅っこに突如現れる前兆、間も無く訪れる逃れられない地獄の足音が聞こえてくるようで嫌過ぎる。

すっかり涼しくなったのは良いけれど、季節の変わり目にこういうのが起こるのは文字通り頭痛の種です。

痛み止めが効き難い上に視界が霞むレベルの痛みなので、今日中に終わらせなければならない仕事と指示された仕事以外は庶務でご勘弁頂きました。

帰って痛み止め飲んで寝て起きて痛み止め飲んでお風呂に入ってどうにか生き長らえました。

ついこの前やっと秋になったと思ったら、もう冬もすぐそこですね。

 

気付いたら村フェスから一週間経過し、記憶も怪しいのでサラッと。

入場したら既にミュージシャン枠で応募した人達と研次郎の対談が始まっていました。

その人達の曲をYouTubeで再生し、研次郎が色々弄る的な。

3組目に、「昔青君とレコーディングしてた事があるので、久々に会いたくて応募しました」という人がピンで来たのは驚き。

最後の1組にumbrella(よく知らないけど)が来たのも驚き。

そのumbrellaは普段から付き合いがあるらしく長めの時間を取っていたのですが、少々深い話になり「日頃の助け合いって大事だよね」的な話題になった時、研次郎が

「10年ぶりとかに『最近どうしてるかな?と思って』とか連絡してくる人とかいるけど、そういうのはあんまり信用出来ないのかも知れないね」

と言っていました。

然りげ無くついさっきの青さんの旧友Disってやるなよ、ここ何年か貴方ちょっとした失言目立ちますよ

 

ひらきなおリズムと読心って復活してから初めて聴けた気がする、バイオリン弾く研次郎は格好良いね。

欲目もあるかも知れないけれど、参加ミュージシャンの中ではナカヤマアキラとガラの優勝。

アキラがちょいちょい出す「最早これギターで表現する必要あるんだろうか」的な音は特にせんちめんたると凄く相性が良かった。

ガラはただいまも良いがエレキテルが最高でした。

エレキテル前に

「これ青さんも秀仁君も照れて歌いたがらないんだよね、何なら『ギラギラするぜ』とかに歌詞変えても良いんだからね」

と研次郎がガラに言っていたけれど、健気な女を歌わせたらかつてのマオに負けない程に頭一つ出た存在だと思うんだぜ

でも考えてみればエレキテルの主人公はオカマであった

KIBAさんの発狂チャンネルは狂気そのものでした。

ミヤもギターが上手くなっていた気がする。

tetsuさんは上手いのだけれど少し音が大き過ぎて、cali≠gariにはやっぱりパワードラムはあまり相性宜しくないのではないかと。

 

正直本編は客層の宜しくなさにびっくりして若干げんなりでした。

ライブなんてぶつかったり足踏まれたり手や腕がぶつかったりは多少は気にならない物だけれど、押しや乗りに乗じて自己中な行為するの良くない、潰しなんて以ての外。

復活後に若いファンも増えて押しも強くはなった物の、揉みくちゃになりながらも周囲への最低限の気遣いは心得た人ばかりだと思っていたのにな。

幸い今まで潰し行為は受けた事が無かったので、オバンギャなのにこういう時どう対処して良いか分からないけれど、取り敢えず怯まず屈さず毅然としている事が大事、だと思う。

 

楽しかったのだけれど、やっぱりドラムの音に対する違和感、これに尽きる。

これだけ毎回感じずにはいられないのは、最早PAの問題でもないし、仮にPAの問題だとしたら毎回箱PAどんだけ無能だよ、そして悉く無能PA揃いの箱選ぶってどなの、と別の問題が生じてくる。

(多分専属は雇っていないであろう)

好きな曲が始まって、イントロで思わず歓喜の声を上げる、という体験、またしたいな。

 

※全て個人の感想です

月を滲ませるのは、薄雲か涙か

怒涛の一週間が終わりました。

普段ぬるっと生きているオバンギャなので長丁場のライブが続くと少しきついけれど、楽しい一週間でした。

かつてない程に脚パッツンパッツンです。

 

白黒羊から既に一週間経とうとしている事が俄かには信じられない、ライブレポなんて端から大した物を書ける技量なんて無いのだけれど、もう駄目。

ただ、新規なりにも節目の公演ってやっぱり目頭が熱くなる物はあるし、とても良いライブでした。

黄昏レストランとか2曲目から聴けて良いのか、本当に良いのか?

アコースティック千代田線と梟格好良過ぎだろアレンジ力神かよ、でも東京テレホン正直まったり心地良過ぎて少し意識落ちかけたよね、でMCでガラに「寝てる人いない?大丈夫?」と言われてドキッとしたよね

 

黒は予告通りの激しいセトリで良い運動でした。

ビニ本とかバイハレとかかつての定番だったけれど最近やらなかったような気がする曲達、最近立て続けにやってくれて嬉しい。

ビニ本は折り畳みで前に身体を曲げる時に首を斜め上に突き出した形になってしまう、だって下手にいる荒ぶる天使から目を離したくないのだから仕方ない、いつもよりちょっと格好付けている健一を瞼に刻む為なら首の痛みなんて何て事も無いとは言わないが、死なば諸共。

ただやっぱりチック・タックとひらひらとんでる。と群青は聴きたかった。

ただチック・タックは夏の終わりのSの日に季節感丸無視した冬のカスタネットがあったので、まだ近日中に聴ける事を諦めずにいよう。

 

村フェスに関しては取り敢えず後日。

cali≠gariはもう素直な気持ちで楽しむ事は半ば諦めているので、やっぱり思う事は色々ありました。

 

新宿ブルースとテツバもこの分だとあっという間に当日がやってくる事でしょう。

11月がもう半分過ぎようとしているなんて笑えない、体感する時間の流れが早ければ早い程に、無駄に重ねた年齢の事が脳裏を過ぎる。

でも良い事が沢山あったので、明日からも仕事頑張れる、多分。

絵画的な轟音の中で

嗚呼ーもうTrick or MERRY楽し過ぎた…!!

やっぱりMERRYは格好良いだよ、好き放題書く為に開設したブログで言うのも何だけれど少しでも興味持った人一度はおいでよ、絶対損しないよ。

 

ハロウィンに仮装したメンバーが演奏するという事自体は彼方此方でやっているけれど、二部制で二度美味しいしスパメリの仮装チョイスが神だったのでフロア中絶叫アンド発狂でした。

要はパッと見IKKOと言うより普通に綺麗なドラァグクイーン、でもスカートの裾から覗かせる脚がやっぱりゴツかったり演奏中にヅラが何度もズレてスタッフに直させる辺りは安定のネロ、もとい要。

セルピコのスウィニートッドはリアルに腰抜けかけました。

要が「どんだけ〜」と言ったりマレフィセントシャドウが杖でフロアに魔術かけたりと登場時に銘々の煽り方しているのに、鋏を高速、でも控えめにチョキチョキする健一謙虚かよ

真紫のみどりちゃんとザクのりゅうちぇるは普通に可愛い、ただみどりちゃんにしては美脚過ぎた。

趣旨が趣旨だからか定番曲+盛り上がる曲中心で、ただでさえ如何にも空調悪そうな会場で更に仮装率高い物だから本当に暑かった、でも箱内の暑さは観客のボルテージに比例する物だし危険を感じない程度であれば嬉しくもある。

浅井さんが何度か「後ろ詰まってるので詰めて下さいね」と言っていたし、ほぼほぼ満員御礼だったのであろう。

 

惜しむらくは、PAがちょいちょいアレだった事。

スパメリでは贔屓的には良いが一部健一ギター音ややでか過ぎ、MERRYでは一部ガラマイク小さ過ぎ。

ただ、小さ過ぎでもバンドの音の中で聴こえる位には声の出るガラは流石だとも思いました。

 

大好きな曲ばかりで最高でしたが、そろそろひらひらとんでる。とチック・タックが聴きたい。

ド新規故に両方個人的神曲ながらライブで一度も聴けていない、前者は準備が面倒そうな気がするけれど後者はレポ読む限り一時期は定番曲の一つだったようなので、何卒。

 

そして10/31に元々入っていた予定が無しになったので、トコママン祭に半ば無理矢理行って来ました。

Kiss MiesはCure、トコママンズはラルク、武竹はB-Tのカバー。

やっぱり一番盛り上がるのは武竹だけれど、個人的にトコママンズのラルクカバーがグッと来ました。

Sakura時代のラルク好きだし誠がとても頑張っていたよ、完コピは難しいにしてもSakuraの演奏再現するなんて凄いよ…!

Kiss MiesはCureのCDを一枚しか持っていない為恥ずかしながら後でCureだと知ったのですが、格好良かった。

本当に好きなアーティスト以外つくづく浅く広くしか聴かない自分駄目だ、もっと掘り下げなければ。

アンコールで誠が歌ったB-Tカラオケ普通に歌上手くて笑いました、8月のイベントでDJブースで歌っていた時より遥かに上手くなっていたし、度々うぇーいと煽る辺りも余裕と風格が感じられた。

 

終演後の物販タイムで誠がステージ裾からフロアを眺めている姿が発見され、誠にプレゼント渡したい勢で行列が出来ていて嬉しかった。

私も勿論その勢力の一員として、プレゼントと言うより粗品レベルの大した物ではない何か(選ぶ時間無かったんだ…)を渡して握手までして頂きました。

Kiss Miesの長谷川効果もあるにせよ、去年のトコママン祭よりも埋まっていた気がします。

と言うかそんなに何度も手刀って行った事無いけれど、ワンマン以外であんなに埋まった手刀初めて見た気がする。

誠さん貴方ご自分で思っている以上に需要あるんですよ、だからもっと告知ちゃんとしようよ……

 

怒涛アンド充実した月末でした。

しかしライブレポもう駄目だ、元々ライブレポって散文的にしか書けない節があったけれど最早雑文だ。

週明け予想以上に溜まっていた仕事に追われて記憶が既に飛び飛びになっているせいもあるんだろうな。

忘備録は早めに纏めなければ駄目ですね、ただでさえおばさんなのだから。

 

来週も怒涛の一週間。

ただ、仕事で忙しいのは御免被りたい事だけれど、楽しみな予定が続くのは嬉しい事。

村フェスちょっと気が進まなくなってきてるけどな

 

大阪で食べ過ぎた上に昨日会社の飲み会でお好み焼きコースで粉物に塗れた分、来週ライブでプラマイゼロにはなるだろうか。

ならないか。

掌の空白を埋めたくて

遠足前気分です。

普段のライブも充分楽しみなのだけれど、遠征ってやっぱり浮き足立つ気持ちもひとしおです。

都内に住んでいると要所要所は近隣と言える範囲内で事足りるし、体力にも自信が無いのでオバンギャなのに遠征慣れしていません。

外れの方ではある物の、東京に生まれ育った事はバンギャル目線でも人生単位で考えても、きっと幸運な事なのでしょう。

当面は夢破れても、社会に疲れたとしても、帰る場所は東京です。

でも、老後は北海道に住みたい。

 

明日は何も余計な事は考えずにMERRYを楽しむんだ、ワープアな事や来週に持ち越してしまった大嫌いな比較表作成とかちょっと驚愕する程体重が増えていた事等は、頭の片隅にさえも置き場所を一旦は無くして手放しに楽しむんだ。

ラムフェス直後に余計な事を考え過ぎてしまった分、2ヶ月ぶりに全力でMERRYだけを贔屓するんだ。

終演後も、11月に大事な予定が沢山入っている事だけを考えよう、それを糧に生きていくと前向きになろう。

現実に戻るのは、週明け0時からで良い。

 

梅田ダンジョンにも引っ掛かる予定は無いし、荷物を預けて小休憩後はさっさと会場行こう。

ライブ前って楽しみな気持ちと緊張が比例するのは何故なんだぜ、既に手汗が滲むどころか吹き出る感触、ドッキドキです。

睫毛が作る影の向こうは物憂げで

何だか忙しい一週間でした。

会社のシステム作ったり弄ったり出来る人って魔術師か何かかと思うけれど、ああいうのってどうにも痒い所に手が届かない物です。

 

そんな中無事テツバに当選したので、往路の交通手段はきちんと確保しました。

夜行バスは嫌いだけれど、昼行バスは消灯が無いので車内で割とフリーダムに過ごせるので割と好き。

カーテンも開いている事が多いので景色を見るも良し、携帯弄るも本を読むのも良し、勿論寝るも良し。

長時間移動自体は決して楽ではないのだけれど、それでも車内での過ごし方に選択肢があるだけで大分快適。

都バスも好きだ、運転は荒い事が多いけれど一律料金素晴らしい。

幾つになっても我先に降車ボタンを押す自分も嫌いではない。

何にせよ、明日は頑張って早起きして復路を押さえなければ。

 

そして大阪ハロウィンまであと一週間とか信じられない。

ラムフェスの時も同じ事言っていた気がする。

ミソッカスとの対バンも行きたかったな、でも、体力的にも金銭的にも2週連続遠征はワープアオバンギャには試練過ぎる。

会場で顔見知りになった私と然程年齢変わらないNMNLさん夏ツアー全通とか凄過ぎるよ、私も彼女の体力と金銭的余裕の1割でも良いから欲しい、欲しいよ。

バンギャルたるもの一度で良いからしてみたい、全通。

平日のMERRYコンプはある意味全通と言えるのかも知れないけれど、ツアーで地方公演特有の空気感や旅気分を味わってこそ全通だ。

ただ、ツアーが終わると燃え尽き症候群になりそうなのと、ほとんど間を空けずに好きなアーティストのライブに行ける日々が日常になってしまいそうなのが少し怖くはあります。

平日の時でさえ週一MERRYが当たり前になりかけてしまって、暫し空虚感と付き合いました。

良い歳なんだから、ライブが終わって明日から次のライブの為に仕事頑張ろう的なポジティブさを身に付けられれば良いのに、畜生終わっちまった明日仕事行きたくねえ的なやさぐれ感が幾つになっても払拭出来ない、こんな自分は嫌いだ。

 

バスでは我先に降車ボタンを押し、ライブ後は現実から目を背けたがる、精神年齢は実年齢の半分にも満たないでしょう。

でも、中二病発症から引きずっている感性は、欠片になってもずっと持っていたい。

初期衝動に魅せられて走り出した僕の感性 いつまでも閉じたくない

その意識が向かう先はきっと、ずっと遠い所

何か、嬉しい事が幾つかありました。

一昨年位から碌な事が無いので、ちょっとした嬉しい事でも有頂天です。

 

最近cali≠gariの愚痴ばかり書いていますね。

宜しくないけど考え出すと止まらないし、ラムフェス以降色々あり過ぎて。

遂に石井まで7期終了DVDについて呟き始めましたが、現在を進行させますので、というのも他意を感じてしまって、完全に捻くれた受け取り方しか出来なくなっている。

行ってくるくるで石井が言った事だって忘れてはいない。

当時は、ファンの前に出す物に収録したのだから、少しやり過ぎなブラックジョークだろうと思っていた。

でも、後になって誠が脱退させられたという事は、そうではなかった。

 

石井のファンに媚びない所は好きでした。

媚びなくても良い曲を作って還元してくれる所が格好良かった。

ファンに媚びないからこそ、あの言動も敢えて収録しようと思ったのかも知れないけれど。

でも、今回の呟きにはDVDを売る為の媚びが感じられた。

チケット抱き合わせ商法の直後だから、尚更そう感じてしまった。

 

7期の時、cali≠gariが好きでも、ファンに媚びない石井が好きでもどうしても受け入れられない石井の発言がありました。

バンギャルは子宮で音楽を聴く」

そんな事は無いよ。

ジャンルがジャンルだからそういう人が一定数以上いるであろう事は否定しない。

でも、ガリストなんか時に、他のバンドでは出来ないパフォーマンスに惹かれていたり、青さんの作る郷愁的で切ない世界観に涙したり、石井の作り込まれた曲に聴き入ったり、色々な形で楽しんでいた人を沢山知っている。

音楽の事や演奏の事が分からなくても、曲や歌詞の魅力ありきな人が大半だと思う。

だから現に、8期の音を受け入れられなくて離れているファンが存在するのだ、とも。

私だってベースとドラムは碌に弄った事が無いので正直よく分からない部分は沢山あるけれど、研次郎の技術の高さや中西氏のドラムがcali≠gariの音との相性は最低限感じられる。

若かりし頃の発言だから今もそう思っているかは分からないのだけれど。

 

何だか、考えれば考える程、駄目だ。

 

君らに感謝して転がりだすだろう

この先は見えないが

身を寄せ合う雲は何想う

誠バースデーイベントの手刀の呟きを青さんがRTしていて、得も言われぬ気分になりました。

ただのファンがこんな事を考えるのは野暮だし下衆なのは分かっているけれど、お互いにどんな気持ちなんだろう。

DVDの事、きっと誠も納得しているから発売するんだろうとは思っています。

ただ、一番のガリストでありつつ当事者であった誠にとってあの売り方はどんな風に感じたのか、考えたくなくても考えてしまう。

と言うか持ち味が薄れた今のcali≠gariについてはどう思っているんだろう、そもそも聴いているのかな。

いずれにせよ、折角のバースデーイベントなのに10/31は行けないので、誠が幸せに過ごす事を祈るばかりです。

MERRY出演の赤坂のイベントも行けないし、でも誠とMERRYが被ってしまったから予定が空いていたら空いていたで悶絶レベルで悩んでいたのであろう。

 

DEAD ENDのトリビュートにcali≠gariが参加した時、元PAの友達が

cali≠gari良いね、格好良いし1番愛を感じる!

 参加アーティストの中で優勝だと思うよ」

と言ってくれたのが、とても嬉しかった。

音楽の知識が豊富な友達で、V系以外のアーティストの事は彼から教えて貰った事が沢山あります。

古今東西あらゆる音楽を知る人に、そう言って貰えた事が本当に嬉しかった。

その友達にはかねてからバンギャルお得意の布教をしていたので、cali≠gariの事はある程度知ってくれていたし、前から評価もしてくれていたのだけれど。

あれもまだ暑さの残る秋だったな。

少し前に丁度彼とそんな話になった時、

cali≠gariはドラムが抜けて今はサポートなんだけど、凄く変わっちゃったよ」

と言ったら、

「メンバーチェンジってある程度賭けだよね、ファンは絶対にある程度は入れ替わるし良い方向になるとは限らないし」

と。

復活直後に比べると流石に動員は落ちていたとは言え、そんなに迷走していたとは思えないけれど、思えば起死回生を狙っての7期終了だったのだろうか。

だとしてもあんなやり方は受け入れられなかったし、個人的な感情抜きにしても音楽面が8期以降に大幅に好転したとは正直思い難い。

 

凄く生意気で烏滸がましい事を承知で言わせて貰うと、自分が出していて気持ち良い、心地良い音を他者が聴いても同じように感じるとは限らない。

趣味であっても職業であっても、一度でも演者側になった事のある人はきっと誰もがこれと似たような事を考えた、言われた、思い知らされた経験があると思うしぶつかる壁でもある思う。

ポピュラーなジャンルであれば、聴き手になり得る人々の最大公約数がそう感じであろう音を探る事はそう難しくはないにしても、ニッチなジャンルではなかなか難しい事だろうな、とも。

 

余計な事まで書いてしまいそうなので、この辺にしておこう。