日陰者の夕べ

静かに暮らしたい隠れバンギャル

ごみ箱を空にする

回線が死んでいました。

このご時世スマホがあれば大して困らないのだけれども、更新はPC無しでは無理だ。

と言うか、内勤にシフトして業務でPC使うようになってからどんどん家庭内でPC離れが加速しています。

接客業の立ち仕事は足腰に来るが、事務職は肩と目に来る。

 

全力でガリストだった頃に知り合った友達から、来月のLOFTのライブの誘いを頂きました。

8期発足直後こそ、節目のライブには取り敢えず足を運ぼうという気持ちも起きてはいたものの、今では近場でも正直気が重い。

新譜は彼等の曲でなければ特にこれと言って感じる事はありませんでした。

でも、6期のcali≠gariを初めて聴いた時に感じた「はいはいアングラアングラ」的な、どこか冷めた気持ちを覚えずにはいられませんでした。

君が咲く山やマグロ等の狂気を孕んだ既存曲にも一歩間違えれば同じ物を感じていた可能性は充分にあったとは言え、そうでなかったのは盲目であるが故の諸々だけではないと思う。

-187-にだって何故あんなに衝撃を受けたかって、狂気もそうなのだけれど歌詞のこれ以上ないシンプルさ、終盤のメロのさりげない美しさがあったから。

そしてある程度肩の力を抜いた叩き方が出来るドラマーでないとあの曲は映えないと思う。

誤解を恐れずに言うと狙い過ぎ感、もっと言えば押し付けがましさが否めない。

 

 

憑き物が落ちたようにとは言えない物の、新譜を聴いてから急速に8期への関心が以前にも増して薄れています。

彼等への一切合財の興味を失う事が出来たらと思っていた筈なのに、そこはかとなく虚無感。

ちょっと過去の曲にすら手が伸びない状態で戸惑っています。

良いのか、このままで。

夜が覆い被さってきたならば

繁忙期は終わった筈なのに、総会理事会の準備と後片付けで死ぬ想いでした。

受付嬢、楽ではあるが出来ればやりたくない。

大きな会議の時は古今東西あらゆる地域の偉い人が集結するのですが、訛りが強い人の声が聴き取り難くて、唯でさえ耳が悪いので尚更。

遥々来て貰っているのに末端に何度も同じ言葉を繰り返させられるって申し訳無さしかない。

 

6/16(金)武竹ショックツアーで観た・聴いた物達

B-Tに詳しくないので曲の完成度やカバーの是非は正直よく分かっていません。

数曲知っていて格好良いな、とは思うし生けるレジェンド的な立ち位置なのも間違いなく頷けるのだけれど、根っこに感じる物がグランジだからだと思う。

ジャンルにおける固定観念で自分を縛るのは愚かしい事だとは予てより感じている事ではある物の、あれだ、NIRV いや何でもありません。

グランジ=それ、と直結して視野を狭めている事自体が浅い事は分かっています。

いやそのバンドも格好良い曲あると思う、嫌いだけど

 

話を戻して、そういう背景があるので武竹の感想って述べ難い、文字にするとなると尚更言葉が出て来ません。

ただ、2つのB-Tカバーを観て思ったのが、楽器隊はチクチク、歌は武竹の方が本家っぽいなと。

チクチクは打ち込みそこそこ使って凝っていたしね。

武竹を観る度に、いつも想さんの本家への愛が伝わって来ていました。

ガラは衣装からしていつもの学帽マントだし、やっぱり何を歌ってもガラだ。

新宿ブルースやインストのカバーを聴く度にこれも思っていたのですが、何をカバーしてもガラはガラであり、全て自分の物にする。

どちらが悪いと言う訳では決してなくて、どちらも個性であり才能なのだと思います。

 

誠を観るのがとても久しぶりでしたが、口遊みながら叩く姿も、上物をきちんと引き立てる癖の無い叩き方もお変わりなく、安心した次第でした。

セッションで、満面の笑みでとても楽しそうに歌うガラが曲を口遊む誠と目が合った時の2人の笑顔は筆舌にし難い程に尊い光景でした。

考えてみれば2人とも群馬の誠さんではないか。

武竹って結構内輪ノリの空気が強いプロジェクトで、こういうほのぼのした空気が流れるのもまた楽しみの1つです。

 

ただ、曲名分からないのだけれど武竹のカバーの1つにイントロでサイレン流れた曲があってだな、赤く回るサイレンの演出もあって更に誠が立ち上がって叩いていて、数秒動揺のあまり意識が遠のいた瞬間があったよ、もうね、止めてとまでは言わないが心臓に悪い、極まりない。

ただし、この「思い切りアレじゃねえか!」と感じずにはいられない演出を敢えて実行したという事は、本人の意識も良い方向へ変わってきたのではないか、という気もしないではない。

南風には焦燥感

白髪が本格的に増えてきました。

年齢も年齢だし白髪の1本や2本あっても何の不思議は無いのだけれど、1本や2本どころでは済みません。

ずっと夜型で早い時間に眠れないし、ここ数年公私共に色々あったので、部分的にはすっかり中年の頭です。

幸い生えているのは主に内側なので、表面を捲ったり前方から突風が吹いたりしない限りは気付かれ難いのだけれど。

中年に片足突っ込んでから久しいので受け入れるしか無いのだろうけれど、受け入れ難い。

 

白髪染め、嫌だなあ。

白髪染めという語感も嫌だ、プライドが許さない。でも白髪も嫌だ。

地毛の色が結構気に入っているので、何年もカラーしてこなかったのに。

第一縮毛矯正しているので、これ以上出来るだけ髪や頭皮を虐めたくないのに。

癖毛か白髪いずれかを選ぶ羽目になるのであれば、白髪混じりの直毛もしくは白髪のないウネウネ頭で過ごさなければならない。

絶対に嫌だ、どちらも。

 

いっそ髪全てが白髪になってしまえば、ある意味一時期のHyde的なプラチナシルバーっぽくオサレに見えるかも知れない。

中途半端な状態でみすぼらしいよりは今すぐそうなりたい。

 

そもそも昔から癖毛ではあったけれど、年齢と共にハリコシが衰えたせいかうねりが強くなってきている気がする。

昔からと言っても小学4年生位までは直毛だったのに、思春期以降に癖毛化するというのはよく聞く話だけれど。

 

あと、バンギャルって何故癖毛の人多いんだろうね。

初夏の太陽の眩しさと健全さが大嫌い

野音からもう2週間とか信じられない、口癖でも何でも無い筈なのに何度でも言ってしまう。

歳を取ると本当に月日の経過は早い物です。

連休明けに仕事が溜まっていて忙しかったせいもあるのだけれど。

あと、女性特有の事情で死んでました。

若い時から重くて重くて、学生時代なんか毎月のように早退していた物です。

肉体的な痛みや気怠さは然る事ながら、酷い時は精神的にも堪えるのがしんどいし、慣れません。

こうしてヒステリーおばさんが誕生していくのだろうか、と思うとより死にたさ

 

そんな中別室更新期限過ぎた頃だけど今回もう良くね、過去の音源はそれはもう大事にしているけれど、新譜に関しては今後一切合財の興味を失わない限りは聴く聴かないの是非は別として何だかんだ手元に置いておく事を選ぶのだろう、的な考えだしライブだって去年3回行っただけでそのうち1回はラムフェス、その後の村フェスは正直あまり乗り気ではなかったのだからそれこそ文句をダラダラ言いながら聴かないで下さいって話だ、いや聴くのだけれど今まで以上に距離を置いても良いよね、とぐちゃぐちゃ考えて更新しない決意をしました。

どうせ去年と同じように猶予期間になっているだろうしこのまま引き止めメールをスルーしておけば勝手に猶予期間すらも切れるのでしょう、と思い別室アクセスしたら。

有効期限が2018年…だ…と?

自動更新されてたー

去年までは更新時期が来るとお知らせのメールが来て、更新する場合はここから手続きしてね、とURL貼られていた筈なのだけれど。

知らない間にカード決済されていた模様。

 

ちょっとこれどうなの、カード情報って個人情報の中でも重要性は結構上位に入ると思うんですけれども。

気付いた時には本来の更新期限から1週間はとうに過ぎているので、クーリングオフ的な制度の対象にもならない事でしょう。

その間会員の特典は勿論一切受けていなくても駄目だろうなあ。

狂信時代だったら

「お、自動更新なんて気が利くじゃねえかw手続きの手間省けたぜww」

と思えたのかも知れない。

 

仮に何かの行き違いで更新期限のお知らせが届かなかったとしても、本人の手続き無しで自動更新ってガチで無くね?

続ける気があれば定期的に料金が発生するシステムでそういう事して良いのって公共料金だけだと思うんだけどなあ。

更新停止は無理にしても、ちょっと別室に問い合わせだけはしてみよう。

問い合わせる事で却ってモヤモヤが増す可能性はあるけれど、何もせずモヤモヤしているよりは良い筈。多分、きっと、恐らく。

 

13まだ試聴しかしてないや。

明る過ぎる街灯は夜の訪れを仄めかす。

明日から仕事とか本当に信じられない。

当分祝日が無いというのも信じたくない。

 

ババアなので既に曖昧な所が沢山あるのだけれど、ちょっとだけ野音の事を書こう。

 

野音は大好きな会場だし楽しみだったのだけれど、行くのが少し怖かったです。

あの日の事、誠が前で声明を出した事、その後アンコールもとい誠コールからのクソバカゴミゲロで全く乗れなかった事、終演後に場内の喫煙所で震える手で煙草を持っていたら立ち見席の柵にもたれて泣いている友達を見付けて駆け寄った事くらいしか覚えていないんだけどな。

大好きなのに悪い意味で因縁深い場所になっていました。

でも、野音がまた好きになれた気がした。

 

文章にすると纏まらないので、観た物・聴いた物達↓

 

・定番曲が多かったものの、曲順を野外に合わせてきたんだろうな、と思いました。まさか一曲目に演説からのhuman farmが来るとは思わなかった。

・序盤のみステージに設置されたフェンスを外しに来る、暴徒に扮したスタッフに本気で飛び上がる程ビビりました。

・日が暮れかけてきた頃のハライソと真っ赤な青い春は最高でした。後者は聴いているといつも夕焼け空が脳裏を過ぎっていて、だから今日聴きたいな、でもきっと夏の曲だしやらないだろうな、と思っていたのでちょっと涙腺が緩んだ瞬間でした。

・オリエンタルBLサーカス、「暮れ行く空の下で」の所で空を指差すガラが格好良過ぎた。

・と言うかオリエンタルBLサーカスって兼ねてから凄い神曲だと思っていました、暴れ曲でありながらメロディアスで、シャウト部分とサビがきちんと引き立て合っている。色々な要素詰め込んでいるのに綺麗に纏まっている。

・梟でコルセットとスタンドを外して演奏するテツさんがあまりにナチュラルで二度見しました。

・梟のギラギラチカチカした照明、歌詞に込められた野心とリンクして身震いしました。

・新曲は電子音+アップテンポな歌謡曲でした、アルバムに期待が高まります。

・大きい会場ではネロのスティックが普段より高く放り投げられる

・ガラの動きも普段よりダイナミック、ぶつかる寸前に華麗に避ける健一が何度も見受けられ、元スポーツマンの反射神経の高さを感じる

・ゾンビ終わり恒例のネロのスティック舐めですが、舐める直前に首傾げてました。スティックの表面モケモケになり過ぎて舐め難かったのか?

・アルバムリリースと47都道府県ツアー発表前のガラの「心して聞くように」の一言は心臓に悪過ぎた、そういう発表な無いだろうとは分かっていても、やっぱりあの時の不安感は自覚している以上に身に染みているらしい。

 

箇条書きでも纏まらないけれど、この辺で。

軍服と言うのか何なのか、装飾を抑えた明治天皇のような衣装も大変眼福でした。

あと、控えめの囲み目メイクな健一は推せる。

ふやけそうで、もう浸れない感傷

最後の更新いつだったか思い出せないくらい記事書いていないけれど生きています事よ。

5月になってやっと繁忙期が終わりました。

あとは連休明けさえ乗り切れば、どうにか。

 

MERRYの野音はそこそこの席でした。

花道を作ってくれたら良席になるかも知れない、気がしなくもない。

日付変わっちゃってあと3日とかマジかよ…!

 

cali≠gari野音は結局申し込みませんでした。

そもそも野音が決まった時点でモヤモヤ感以上嫌悪感未満な何とも言えぬ感覚があって、ちょっとcali≠gariを聴く事自体をそれ以来躊躇っていました。

野音で8期なんか観てしまったら、それが嫌悪感に昇華するかも分からないし。

しかし、今年でもう3年経つなんて信じられない。

 

少し迷う気持ちはあったのですが、やっぱり駄目だ。

 

あれはあの夏の残像。
光る嘘つきな星空。
せめて痛みに慣れながら、
今は大人に落ちていくんです。

 

ふと聴いたさよなら、スターダストのこの一節で涙が流れました。

切ない曲だと思っていても、7期終了に重ねた事なんて無かったのに。

 

cali≠gariを聴く事は止められないけれど、cali≠gariで前向きな涙を流す事は無いのかも知れないな。

多分、無いんだろうな。

不健全な足取りを真似てみる。

忙しいけれど何とか生きてます。

寝ても寝ても疲れが取れない、目の下の隈も取れない。

細かいミスが増える増える、唯でさえ社会人としての自信は小指の爪の先程しか持っていないのにもう、粉砕しそうです。

ただミスる私が一番悪いのは百も承知だけれど無茶振りしないでくれ、過去の資料見といて、それに基づいて新しいの2時間以内に作っといてとか、通常所要3時間は要する資料作りを定時10分前に今からこれなるはやで作れとか、もう中年に片足突っ込んでいるからキャパが大幅に落ちているのに。

MANY MERRY HOLICは2日だけ行けたよ、インストも1箇所で打ち止めでした、もう少し行きたかったな。

レポは後日書けたら書く。

いや多分無理。

 

しかしHOLIDAYはやっぱり好きになれない箱、新宿の箱は総じて、それも思い出がいっぱいある筈のLOFTですら好きになれないのですが、HOLIDAYは特に好きではない。

唯一好きだったのは、今は無き新宿リキッドだけ。

長い長い階段を除けば、見易さ立地雰囲気全て文句無かった。

あの頃の新宿は今以上に汚くて、でも現LOFTより奥に行かなければ言う程如何わしさも無く、何がどうと言う訳でもなく心地良かった。

学校帰りにリキッド近くのカラオケに行ったり当時のマルイワンやライカを冷やかしたりしたっけか。

社会人になってからも、金券ショップで前売り券を安く買ってコマ劇で映画を観るのが好きでした。

 

当時は歳を取る事を想像した事があまり無かったけれど、いざ良い歳こくとやっぱり自分も新しいバンドやしょうもない映画を発掘しようとしたり、新曲を歌いに行ったり、ライブ用の余所行きの服を探しに行ったり、そういう事をしなくなってしまいました。

根拠も無しに、この探究心とポテンシャルが続く物だと当時は思っていました。

自由な時間と体力の減少と比例して、つくづくつまらない大人になった物だなあ。

精神年齢だけは高校生だけどな。